子どもの居場所◯◯ (まるまる)ブログ

一般社団法人プレーワーカーズが運営する遊び場の日常です。

高舘河川敷グラウンドむくむくプレーパーク 令和5年11月12日(日)開催

令和5年11月12日(日)高舘河川敷グラウンドでむくむくぷれーぱーくを行いました!

天気予報では80%雨の予報でしたが、当日は曇りとなり開催中はなんとか天気も持ちました。

 

1番初めに子どもが盛り上がった遊びは、ござを使ったソリ滑り!

最高気温が8℃と低かったのですが、子どもたちは元気に坂を登って身体を温めていました。

 

「わー!滑る~」「早い早い!」「結構滑るね!」

小学生に交じって幼児も何度も挑戦し、かっこいいポーズを決めながら滑り降りてきた姿がなんとも愛らしい。そして傍らには笑いながら見守る大人たち。

 

11月の寒さの中でやはり不可欠なのが焚火ですよね。

大人はこれがないと耐えられない!

子どもも焚火の中に「ポイっと入れてね」と声を掛けられながら薪をくべていました。

 

スタッフの美佳さんがほうとう入りの芋煮やおしるこを作ってくれました。

冷えた体に染み渡る~。

「ぼくもうどん食べたい」「もっと、おかわり」と老若男女に大人気でした。

 

その他にも火を囲んでコーヒーを飲んだり、マシュマロや焼きいもを焼いたり、

寒い季節だからこそおいしい食べ物や料理を1日中満喫しました。

 

河原には野ばらの実が沢山生えていたのでリースをつくりました。

「枝がとげとげだね」「実の方にはとげが少ないね」

小学2年生の女の子にリースの作り方を教えると、その子が他の子や大学生に

「こうやって作るんだよ。野ばらの実にこうやってワイヤーを巻いて…」と教えてあげていました。

それぞれ思いのままに作ったリース。個性が出て可愛く作れましたね。

 

秋の草花と言えば、セイタカアワダチソウで草木染めもしました。

河原から花を摘んできて煮出します。色止めを変えることによって2種類の色に。

後ろに干してあるのが染めた布です。緑の布は色止めに錆びた釘とお酢を使っているので、酸っぱいにおい。

 

だだっ広いグラウンドでの鬼ごっこも盛り上がっていました。

幼児と小学生に「何をして遊ぶのが一番楽しかった?」と聞くと

「鬼ごっこ!」「(ボランティアの大学生の)お兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に遊べて楽しかった!」と興奮気味に話してくれました。

大学生たちも「私たち、ボランティアなのにこんなに楽しんじゃってる!(笑)」と話してくれました。

その他にも玉転がしや風になびくシートにタッチして遊ぶ子どもたち、寒さもあってプレイバスの中にぎゅうぎゅうになっておしくらまんじゅう状態で入っている子どもたちと、自ら考えて色んな遊びに夢中になる子どもの姿がありました。

寒くても、外でこんなに楽しく遊べる!そういった情報を発信することで、親御さんも安心して準備を整え、子どもたちと共に遊んだり、時には笑顔で送り出したりできる1歩へ繋がりますように!

そして私たちは、子どもたちが生き生き伸び伸びと自然の中で遊べる環境をこれからも増やして行きたいと思っております。

少しずつ、着実にその輪が広がっていることを感じる毎日です。

「外遊び、ちょっと苦手だな」「何をしたらいいのかわからない」という方も、ぜひ一緒に遊んでみませんか?

 

2年生のお母さんスタッフ ぴろこ

 

♦なとりむくむくプレーパークは名取市からの委託事業です

名取市ジュニアリーダー『あにまるず』、尚絅学院大学のボランティアさんにお手伝い頂きました。