子どもの居場所◯◯ (まるまる)ブログ

一般社団法人プレーワーカーズが運営する遊び場の日常です。

何でもできそうな気がする

以下は、2018年7月2日に書いた記事です。

その後、西日本で豪雨による災害が発生。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

以下、のんきな日常を綴りますが、お許しください。

 

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2018年7月2日

 

近くに設置してある気温計は34℃。正真正銘真夏日猛暑日一歩手前、暑い。

そんな暑い今日の◯◯。

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いつもの皆さんが遊びに来た。

お手製の旗をすべり台の上で振ったり、家の中でかくれんぼしたり、漫画のエッチなページで盛り上がったり。

子どもにに真夏日なんて関係ないんだな。

暑い暑い言っている私は、クーラーの効いたこの部屋で、のほほんと記事を書く。なんと優雅なことか。

 

真夏日サイコー!と言わんばかりに、真夏大好きなぶんちゃは草刈り。

昨日まで今後の助成金申請などで頭を使って働いていたので、今日の真夏日&草刈りは気持ちが良さそうだ。

 

ぶんちゃは言う。

「暑くなってくると、何でもできそうな気がする。」

 

うん、なんかわかる。

真っ青な空を見ていると、子どもの頃の夏休みみたいに、自由で、解放された気分になって、何でもできそうな気がする。

今の子どもたちは、あの青い空を見ているのだろうか。

自由とか、解放された気分とか、味わっているだろうか。

何でもできそうな気がする、って思ったことがあるだろうか。

 

「俺って常連?」

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いつも来る彼らの一人が聞いた。

 

常連なんて言葉、子ども使わないだろう、って思って聞いていたが、まあ常連だろうよ。いつも来ているからね。

せめて、この常連くんや、いつも来ているあなた方が、青い空の下で、自由に、解放された気分になって、何でもできそうな気がするーーーー!!って思いっきり遊びほうけて欲しい。そう願わずにはいられない。

 

ぶんちゃは言う。

「あいつらまた片付けずに、帰ったな。まったく。」

「やられた!」

 

片付けずに帰って、ぶんちゃに怒られる日も近いらしい。ご愁傷様、常連くんたちよ。

 

ふと見るとぶんちゃの草刈りの手が止まっていた。f:id:marumaru-playworkers:20180712112633j:plain

「ここは会社かなんかでやってんの?」

ええ、非営利の団体で、この庭と家を使って子どもの遊び場をつくっているんです、うんぬんかんぬん・・・。

「派手な車あるけど、お金かかって大変だろう?」

「行けば車代かかるしな。」

そうなんですよ。ここだけじゃなく、石巻で遊び場活動したり、気仙沼にもこういう家を借りて活動しているんです、うんぬんかんぬん・・・。

「ボランティアに毛が生えたようなもんだな。」

あはは、そうですね、うんぬんかんぬん・・・。

みたいなやり取りがあったそうな。

 

しまいには向かいのおっちゃんも出てきて、

「おう!今日は草刈りか!」

「暑いね~!」

「この茅みたいのは、逃げちゃって刈れねんだ。」

って。

 

てな感じで、賑やかな真夏日な今日でした。

 

あ、忘れてた。今年はツバメさんたちが巣作りに来ました。f:id:marumaru-playworkers:20180712112647j:plain燕尾服着ているようなピシッとした感じ、いいね!暑さも忘れさせてくれる清々しさ。ありがとうございます。見習います。暑くてもピシッと姿勢よくします!

 

では。また。